2021年08月02日
今回は車椅子の自動ブレーキに関するブログです。
車椅子生活でもっとも怖いのが、急に立ち上がったために車椅子だけが後方に動いてしまうことで発生する転倒・転落事故。車椅子を自走し、移乗時にブレーキのかけ忘れによる事故やインシデント報告書が挙げられています。そのような事故に対し、何か方法がないかと検討した結果導入されたのが、「ロックアシスタ」という車椅子。
この車椅子は利用者様が車椅子から立ち上がった瞬間に、自動的にブレーキがかかる仕組みになっています。立った瞬間にブレーキがかかり、座ると自動でブレーキが解除されるとても便利な車椅子です。
ブレーキを忘れがちな方の車椅子を「ロックアシスタ」に変更する事で、ブレーキのかけ忘れを防ぐ事ができます。但し、車椅子を変えるだけでは、完全に事故は防げません。
職員による見守りももちろん重要です。時代と共に進化する福祉用具を活用し、利用者様の安全な暮らしをサポートできたらと思います。
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