感染症対策研修

毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?相談員の田代と申します。

感染症対策研修として、協力医療機関である金剛病院にて、「手洗い研修」に参加させていただきました。

人が羅患する感染症の多くは、手指に付着した病原微生物(細菌・ウイルス等)だと言われています。それらが物品に付着し、更に手を介して鼻や口、目から体内に入る事で起こります。多くの病原微生物は、ドアノブやベッド柵、テーブルや廊下・階段の手すり等を介して手から手へと拡がり、それが感染拡大のきっかけとなります。感染症を防ぐ為には、手洗いが必要不可欠です。

今回の研修は、金剛病院看護師の指導の下、手洗いチェッカーを使って、手のどのあたりが手洗い不足なのかを確認しました。
①ローションを手に塗り、いつも通りに手を洗います。
②手洗いチェッカーに手を入れて確認します。洗い残している部分が青く光ります。
③洗い残しが多い部分はしわの部分や親指の付け根、爪と皮膚の境目などになります。
④洗い残し部分を意識して、再度手を洗います。

手洗いは感染予防の基本の一つです。日々の業務の中でついつい「これくらいで大丈夫。」と疎かにならないよう、振り返ることが出来ました。